ジャパンクリエイト 海外事業グループのバオチャムと申します。
海外人材の採用、理系人材の採用にお困りの企業様へ、海外人材の日本語レベルをはかる、
JLPTについてと、日越就業能力開発プログラムの学生の日本語能力についてご紹介いたします!
目次
1.企業が特に重視するのは「コミュニケーション能力」
将来会社の成長に関わる新卒人材に対して企業側はどんなことを求めているでしょうか。
一般法人団体 日本経済団体連合会の「新卒採用に関するアンケート調査結果」(2018)[1]によると、
選考にあたって、企業側が特に重視するのは「コミュニケーション能力」が第1位(16年連続)となっています。
特に外国人材の採用を計画し、今後採用予定の企業様が最も気にするのは、学生のコミュニケーション能力の基礎となる「日本語能力」だと思います。
私たちが外国人材をご提案させていただくにあたり、企業様から多くいただく質問に
「日本語能力試験の2級、3級を持つ学生はどれくらいの日本語力が期待できますか?」という質問があります。
グローバル化が進んでいる中、各企業様がよりイメージできるように、
日本語能力試験(以降JLPT)の各レベルとジャパンクリエイトがご紹介する学生の日本語レベルについて、今回の記事でご紹介していきます。
[1] 一般社団法人 日本経済団体連合会「新卒採用に関するアンケート調査結果」(2018)
2.JLPTとは
日本で働く外国人は多くの場合が日本語能力試験(JLPT)で日本語スキルの習熟語をはかります。
JLPTとは、国際交流基金と日本国際教育協会 (現日本国際教育支援協会)が1984 年に開始した試験です。
試験の目的としては、日本語を母国語としていない人を対象に、日本語能力を測定し、認定することです。
試験の実施スケジュールは年2回(通常7月と12月)行われており、
日本全国の主要都市で受験することができます。
合否結果通知書が届くまで約2か月かかり、インターネットでも結果が見られます。
3.試験レベル
JLPT試験にはN1からN5までの5つのレベルがあります。最も優しいレベルがN5、最も難易度が高いレベルがN1です。
ルネサンス日本語学院のデータ[1]と日本語能力試験 2022年第1回(7月)のデータ[2]を参考にしました。
[1]ルネサンス日本語学院「初心者がN5~N1レベルに到着するために必要な時間数は?」(2020/8/17)
[2]日本語能力試験「過去の試験のデータ」(2022年第1回(7月)
4.企業が外国人留学生の内定時に求める日本語コミュニケーションレベル
日本国内企業で働くためには、職種にもよりますが、ほとんどの場合、
ビジネスレベル、ビジネス中級レベル、もしくはビジネス初級レベルの日本語能力が求められています。
それは、N1,N2、N3相当のレベルです。
株式会社ディスコキャリタスリサーチの「外国人留学の就職活動状況」の調査結果(2020)によると、
31.0%の企業がビジネス上級レベル、33.3%の企業がビジネス中級レベル、16.4%の企業がビジネス初級レベルを望んでいます。
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/08/kaigairyugakuseichosa_201907.pdf?_fsi=0dIsMNRr&_fsi=dRSXBS1s
そのような企業様のニーズに応えられるのはジャパンクリエイトの人材です!
5.ジャパンクリエイト学生の日本語レベル
ジャパンクリエイトはベトナム国家大学 ホーチミン市校工科大学と連携し、日本で働きたいと希望する同大学の学生に、日本語教育を行っております。
日本語能力をN1、N2、またはN3のレベルまで教育し、学生を企業様にご提案いたします。
実際にご紹介する学生は大学の授業と並行しながら2年間の日本語学習でN3以上を取得しています。
最終目標は日本での生活・就労のため、コミュニケーション力に特化した会話授業や、
日本の文化慣習・ビジネスマナーなども事前に教育しております。
これまでご紹介させていただいた職種は、機械開発、製品開発、生産技術、システム開発、
電気回路設計、組込みソフト開発、モーター/パワエレ制御開発、システム開発などの職種です。
こういった業種で働いている私たちのご紹介するベトナム理系新卒人材は大学専攻で学んだ知識を用いながら、
基礎の日本語だけでなく、専門用語や専門知識まで使いこなしています!
理系の新卒人材の採用に苦戦している企業様をぜひサポートをさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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