外国籍エンジニアの採用を検討する企業にとって、気になるのは「どのような人材なのか」だけではありません。
専門性や日本語力、ビジネスマナー、入社後の育成、職場への定着まで、採用後の姿を具体的にイメージできるかが大切です。
ジャパンクリエイトは、皆さまの採用にあたってのお悩みを解決すべく、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学(HCMUT)と連携する
「日越エンジニアプログラム」を運営し、日本語を学んだ学生を日本企業へ紹介しています。
本記事では、プログラムの現場から見える学生の成長と、採用後に力を発揮してもらうためのポイントをご紹介します。
1.こういうところが長所!
①それぞれの目標
学生たちが日本で働きたいと考える理由は、一人ひとり異なります。
⇒ 大学で学んだ専門知識や専攻を生かしたい
⇒ 日本の技術力や仕事の進め方を学びたい
⇒ 多様な文化的背景を持つ人々と働きながら経験を積みたい
⇒ 家族を支えたい
など・・・
目指す姿はさまざまです。
私たちは、こうした動機や願いを一括せず、学生一人ひとりと対話しながら、何を目指したいのか、今後どのような業務に挑戦したいのかを確認しています。
採用の段階で本人の希望や将来像を把握することは、入社後の業務内容や育成計画を検討するうえでも役立ちます。
②専門性と学び続ける力
エンジニアの採用で重要視されているのは、現在の知識やスキルだけでなく、新しい課題や場面に向き合うことです。
企業の皆さまには、選考時に「何を知っているか」だけでなく、「分からないことにどう取り組むか」もしくは「助言をどのように受け止め、改善に生かすか」
にも注目していただくことをおすすめします。学生の学習経験や取り組み方を具体的に確認することで、入社後の成長をよりイメージしやすくなります。
なお、専門分野や習熟度は学生によって異なります。私たちは候補者一人ひとりの経験や希望を確認したうえで、
企業の業務内容との適合性を丁寧にすり合わせています。
③採用後の活躍を支える、明確なコミュニケーション
入社後、学生が安心して力を発揮するには、専門知識を生かせる環境に加え、周囲と円滑に連携できる体制も大切です。
業務を依頼する際は、作業内容だけでなく、目的や期限、期待する成果、困ったときの相談先も共有するといった工夫が、
認識のずれを防ぎ、スムーズな業務遂行につながります。
改善点を伝える際は、本人の性格ではなく、具体的な行動に目を向けることが大切です。たとえば、「もう少し注意しましょう」と伝えるよりも、
「次回は作業を始める前に図面の変更箇所を確認し、分からない点があれば事前に相談してください」と伝えると、
次に何をすればよいかが分かりやすくなります。
また、評価やフィードバックの受け取り方は人それぞれなので、定期的な面談を行うことを通じて、本人の理解度や現在の気分、
仕事に対しての思いや希望などを確認しながら、伝え方や支援方法を調整していくことが大切です。
④定着と成長につながる受け入れ体制
新しく迎えた人材が安心して働ける環境づくりは、企業にとっても大切な取り組みです。
特別な制度をすぐに整えなくても、日々のコミュニケーションを重ね、業務内容を明確にすることから始められます。
例えば、
◊ 目指す成果や評価のポイントを、本人に伝わる形で共有する
◊ 入社後にサポートを担当する人や、相談できる窓口を明確にする
◊ 本人の意向を踏まえながら、目指したいことや今後のキャリアについて話し合う
◊ 定期的に話し合いの場を設け、仕事の進み具合や職場での状況を確かめる
◊ 暮らしの中で困っていることがあれば、相談先や利用できる支援を紹介する
等があります。
こうした取り組みは、外国籍社員に限らず、職場ですべての人にとって、安心して相談し、成長できる環境づくりにつながります。
2.私たちの狙いと、採用から入社までの橋渡し
ベトナム人材を採用するにあたって判断すべきなのは、国籍にともなう人物像ではありません。
一人ひとりが持っている知識、経験、専門性や今後の目標などを確かめることが大切です。
入社後も継続してコミュニケーションを取り、能力を発揮しやすい職場づくりを進めることが、本人の成長や活躍の後押しにつながります。
日越エンジニアプログラムの学生と日本企業がつながり、双方の希望や考えを確かめ合えるよう、私たちは採用をサポートし続けています。
ベトナム人エンジニアの採用・受け入れをお考えでしたら、希望する職種や仕事内容、入社後の育成環境などをぜひお聞かせください!


