ジャパンクリエイト 海外事業グループのバオチャムと申します。
海外人材の採用、理系人材の採用にお困りの企業様へ、日越就業能力開発プログラムでは将来日本で働きたいと希望する、
ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の優秀な理系の学生を日本の企業様にご紹介しております。
現代のグローバル化の流れにおいて、生まれ育った国以外での就職活動は、新たなキャリアの可能性を広げる重要なステップです。
特にベトナム人大学生が日本での就職を目指す際、
ベトナムと日本、それぞれ独自の文化や社会的価値観、ビジネスマナーが多く存在します。
日越就業能力開発プログラムでは、事前の教育で日本の企業文化、面接について等、しっかり教育していますので、
日本国内の新卒採用と同様に選考を行っていただけますが、
日本企業の採用ご担当者様は、ベトナムの就職活動について、気になる部分も多いのではないでしょうか。
今回は、ベトナムの大学生がベトナムで就職活動をする際についてと、日本の就職活動との違いについて、
ベトナム出身で現在、日本企業で働く私がご紹介いたします!
また、ベトナム国家大学ホーチミン市工科大学の学生に行ったアンケートの結果を用いて、
ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の学生の日本への就職意欲や、日本への興味・関心度についてもご紹介いたします。
目次
1.ベトナム大学生の就職活動の特徴
日本では、就職活動が始まるのは大学在学中、3年生の後半からが一般的だと思います。
日本企業の新卒採用で特徴的なのは、「新卒一括採用」という独特な採用方式を取っている事だと思います。
これに対して、ベトナムの企業は、新卒採用の選考を年間通じて実施しており、
学生が卒業するタイミングに関わらず、随時採用活動を行っています。
理由としてベトナムの教育システムは、日本と異なる特徴を持っているからです。
まず、ベトナムは秋に学年が変わります。但し、ベトナム国内における各大学の学期や卒業時期は異なります。
例えば、9月に卒業式を行う大学もあれば、11月に卒業式を行う大学もあります。
特定の時期に大量の学生が卒業するといった集中的なタイミングがないため、新卒一括採用が難しいとされています。
そのため、ベトナムは日本のように新卒一括採用を実施し、入社後にイチから新卒人材を教育するという概念はありません。
ベトナムの大学生は基本的に「大学を卒業した後」に、直ちに就職活動を始ることが通常です。
その代わり、ベトナムの大学生はインターンシップを重視する傾向があります。
卒業前にインターンシップを経験することが一般的で、
インターンシップを通じて積み重ねた優れたスキルや経験を持つことで差別化しようとする傾向があります。
インターンシップは、卒業後の就職活動においてアドバンテージを持つ手段の一つとされています。
さて、日本企業はベトナム人材を4月入社の新卒として採用したい場合、いつから採用を行ったほうが良いでしょうか。
ここでは、ジャパンクリエイトがご紹介するベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の場合でご紹介します。
ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の卒業式は11月です。
なので、毎年11月~1月の間にジャパンクリエイトへ求人票を公開していただく企業様が多いです。
もちろん、時期を問わずご提出いただいて構いません。
紹介対象の学生は限られているため、第一希望の学生を採用したい場合は、できるだけ早めに選考を実施していただいたほうが良いでしょう。
2.ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の大学生の日本就職意欲と日本の科学技術への関心度
ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の学生を対象に、
2021年にジャパンクリエイトは日本への関心度についてアンケート調査を実施しました。
結果として、有効回答件数1,042人の内、824名(82%)が「日本に興味がある」と回答しました。
また、全体の834人(80%)が日本で「働きたい」と回答しました。
ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の大学生の中においては、日本の魅力はまだまだあるようです。
3.ベトナム大学生はどのような服装で就職活動する?日本の大学生との違い
日本の就職活動文化は非常にフォーマルで厳格です。
代名詞としてはやはり「リクルートスーツ」という言葉です。
インターンシップや面接などの際に着用される一貫性のあるビジネスカジュアルのスタイルであり、プロフェッショナルな印象を与えます。
ベトナムの大学生が就職活動をする際の服装は、日本の大学生の服装とは異なります。
フォーマルな要素が含まれることが一般的ですが、ややカジュアルな傾向があります。
具体的に言うと、男性は落ち着いた色のドレスシャツ、ネクタイなしのジャケット、スラックス、革靴です。
ネクタイを着用する場合もありますが、必須ではありません。
女性はブラウス、スラックス、スカート、または膝より上のシャツワンピースが一般的です。
日本とは違い、ベトナムの就職活動の服装では「リクルートスーツ」という概念はなく、より自由度が高いです。
ジャパンクリエイトではこのような文化の違いを持っているベトナムの大学生を日本の企業様にご紹介する前に、
ベトナム現地において、就職活動やビジネスマナーに関する事前教育を行っています。
ビジネス授業の内容の中には、就職活動時や働く時の服装、身だしなみ、日本の働くときに意識すべき報連相についてや、
コミュニケーションの取り方、その他、安全衛生についてや情報セキュリティーなどについてまで、
学生が深く理解できるように教育しています。
(ビジネス授業内容の一部)
入社後、日本国内の新卒採用者と同じように働くことができる人材をご紹介しております!
理系の新卒人材の採用に苦戦している企業様をぜひサポートをさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。